文字サイズを変更する
小
中
大
 

ORICON NEWS

“新スパイダーマン”トム・ホランドの素顔 大役抜てきで「新しいドアが開いた」

2017年8月13日(日) AM 10:55
 「この役を経験して、いろんな新しいドアが開いた。常に新しいことをやろうと思って、今まで手をつけていなかったエリアに挑もうと思っている。今回、いろんなドアが開いたことでこれから次どうなっていくか、今すごく楽しみなんだ」。そう語るのは、新スパイダーマンに抜てきされ、映画『スパイダーマン:ホームカミング』(公開中)で15歳のスパイダーマンを演じるトム・ホランド(21)。同作のプロモーションのため初来日を果たし、作品について語ってくれた。

【写真】スパイダーマンスーツを着たトム・ホランド

 同作では、スパイダーマンとして認められたいピーター・パーカー(ホランド)が、自分の夢に向かって、壁にぶつかりながらもがむしゃらに頑張り、“真のヒーロー”として成長していく姿が描かれる。

 映画ファンからは“トムホ”と略されて親しまれているホランドは、英・ロンドン出身の21歳。ダンスの才能が認められ、2008年、ウエストランドのミュージカル『ビリー・エリオット』(映画『リトル・ダンサー』の舞台化)で、主人公ビリーの親友マイケル役に抜てきされ、その後、主人公・ビリー役でも舞台に立った。

 「実は、もともと俳優になろうって思ったことはないんだ。僕がダンスを好きなんじゃないかと思った母親が、毎週土曜日にダンスクラスに通わせてくれた。ダンスを習っているときにミュージカルのオーディションに受かって、そしたらエージェントがついた。いろんなオーディションに行けと言われて、最初の映画が決まったんだ」。

 その後は、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』のイギリス上映版で主人公・翔の声を担当した。スマトラ島沖地震による津波に巻き込まれたスペイン人一家の実話を基にした映画『インポッシブル』(12年)でナオミ・ワッツと共演した際に、「初めて“演じる”ことは趣味じゃなくて“仕事”になるんだって思った」と変化があり、「それ以降、ラッキーなことにいい役をもらえて、これからも俳優を続けていきたいって思っているよ」。

 仕事として俳優の道を歩んでからは、『白鯨との闘い』(15年)などに出演。ダンスや舞台の経験を生かし、同作では多くのスタントを自らこなし、『アベンジャーズ』の次回作にもスパイダーマンとして参加する。

 昔から「スパイダーマンになりたかった」と明かしたホランドは、今回の抜てきを「大きな変化」と捉えている。

 「スパイダーマンを演じるのは僕の小さい頃からの夢だった。それが21歳という若さで実現してしまうのはクレイジーだし、幸運だったと思う。この役を経験して、いろんな新しいドアが開いたことで、これから次自分がどうなっていくか、楽しみなんだ」。

 ちなみに、スパイダーマンに決定したときの家族の反応を聞くと、「スーパーハッピー!」と、声のボリュームが上がる。インタビュー部屋に同席していた弟たち2人を見ながら、「僕だけじゃなくて家族みんながいい影響を受けているんだ。撮影やプレミアに家族も来てくれて、こうやって作品の宣伝ツアーにも一緒に来てくれた。僕の弟は、学校で『僕のお兄ちゃんはスパイダーマンやっているんだよ』って言って、人気者になっているみたい」と、うれしそうに話してくれた。

 歴代のスパイダーマンといえば、“恋愛”も欠かせない要素の一つ。今回は想いを寄せる相手に対して積極的に行動できないシャイな性格も描かれているが、「僕もあんまり女の子とスムーズに話せるタイプではないんだけど、『スパイダーマン』をやっていくうちに上手くなっていけばいいなと思っている」と、劇中同様の人懐っこい笑顔で語った。

スパイダーマンを演じるトム・ホランド (C)ORICON NewS inc.