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群馬県のニュース

交流サイト犯罪 子ども被害は42人 16年県内で最多 

更新日時:2017年4月21日(金) AM 11:00
 2016年にインターネットのコミュニティーサイトを利用して児童買春などの犯罪に巻き込まれた、県内の18歳未満の子どもは前年比17人増の42人で、統計を取り始めた05年以降で最多だったことが20日、県警のまとめで分かった。短文投稿サイト「ツイッター」での被害が全国で多発しており、有識者は「子どもの意識を高める必要がある」と指摘する。

 サイバー犯罪対策課によると、サイトの種類別内訳は、ツイッターやラインなど同時に複数の人とやりとりできる「複数交流系」17人、面識のない人同士がつながる「チャット系」16人、「ブログ・掲示板系」3人、「出会い系サイト」2人など。悪質なサイトへの接続を制限するフィルタリング機能を使っていたのは、状況を確認できた32人のうち8人しかいなかった。

 県警は、インターネットの安全な使い方をまとめた標語「おぜのかみさま」を周知したり、プロバイダーやインターネットカフェ業者との連携を強化して、子どもの安全確保を図るとしている。
 
 NPO法人ぐんま子どもセーフネット活動委員会の飯塚秀伯理事長は、ツイッターでの被害が増えている状況を「海外事業者にどう対策を促すか、難題を突き付けられている」と指摘。「子ども自身にネット社会を生き抜く方法を教えなければいけない」と強調した。

 警察庁によると、16年に全国で被害に遭った子どもは1736人で統計を始めた08年以降で最多。加害者と会った理由が判明した1331人を分類すると、援助交際に絡む「金品目的」(454人)と「性的関係目的」(131人)で4割を超えた。被害者が最も多かったサイトはツイッターで前年のほぼ2倍の446人だった。

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