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群馬県のニュース

線路に放置自転車 高崎線新町駅付近でまた列車と衝突 

更新日時:2017年5月13日(土) AM 06:00
 11日午後11時25分ごろ、群馬県のJR高崎線新町―神保原間の第2藤岡街道踏切(高崎市新町)で、小田原発高崎行き普通列車(10両編成)が線路に置かれた自転車と衝突した。80~100人いたとみられる乗客にけがはなかった。新町駅近くでは4月21日深夜にも同様の事案が発生した。高崎署が電汽車往来危険事件として調べている。

◎同一犯も視野に捜査
 同署によると、自転車は成人用の一般的なタイプ。列車は衝突後に停止し、約50分後に運転再開した。現場は新町駅から神保原駅方面に約200メートル離れた地点にある踏切。運転士から連絡を受けたJR東日本高崎支社の職員が110番通報した。

 4月の事案は、新町―神保原間の第2南町踏切(高崎市新町)で発生。貨物列車が線路に置かれた自転車と衝突した。同署は、同一犯の可能性もあるとみて調べている。

 防止策として同支社は、被害に遭った踏切やその周辺を定期的に巡回することを決定。同署とも対応を話し合うという。同支社は「二つの事案は大変危険な行為。踏切で自転車を発見した人は、近くの警報装置のボタンを押してほしい」と呼び掛けている。

◎「噴石で脱線」想定で復旧へ訓練 桐生でJR
 JR東日本高崎支社は12日、桐生市の総合訓練センターで緊急時に備えた総合復旧訓練を行い、JRや県内私鉄の関係者ら約500人が架線や通信網の復旧方法などを確認した。

 浅間山の噴火に伴う噴石で脱線したという想定で行われた訓練では、油圧ジャッキで車両を持ち上げてレールに戻す手順を確認した。ドアが閉められなくなった場合に備え、乗客の安全を確保する幕を車内に設置する訓練もした。

 同支社の松谷憲司安全企画室長は「鉄道はチームワーク。担当以外の業務を学び、有事の際に迅速に対応できるようにしたい」と話していた。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

12日に行われたJR東日本高崎支社での訓練で架線復旧の手順を確認する作業員