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ジュニア俳壇

選者・鈴木伸一
2016年7月21日付 上毛新聞掲載 
かさたてにかさがいろいろたのしそう
前橋荒子小1年 しばたなるみ
【評】かさたてにいっぱいならんだかさが、なんだかたのしそうにみえるというのです。雨の日の、すてきなはっけん。
なつのそらがっこうにたつおおけやき
前橋大胡小1年 きむらみつき
【評】おおごしょうのおおケヤキは、ほんとうにりっぱな木。なつのあおぞらのしただと、いっそうりっぱにみえます。
ぼくおよげたきょうがんばったあしたもだ
前橋下川淵小1年 よこさわゆうせい
【評】およげてよかったね。きょうもがんばり、あしたもがんばろうとおもうじぶんを、じぶんでほめてあげましょう。
ゴーカートのって風きる日曜日
前橋山王小2年 おぎのゆうき
【評】スピードを出して走っている感じが、「風きる」でよくつたわってきます。楽しい日曜になってよかったですね。
かぶとむしつよいこころをもっている
前橋桃木小2年 赤石しゅうた
【評】カブトムシにこころがあると感じたのがすばらしい。しかも、つよいこころなんですね。なるほど、と思います。
白さぎが田うえはまだかと首のばす
前橋山王小3年 ささおかるい
【評】田うえ前の水をはった田んぼにいる白サギを、よく観察しています。首をのばすさまが、ぱっと目にうかびます。
休みの日パパはふとんがすきみたい
前橋山王小3年 ほしのみつあき
【評】なかなか起きて来ないお父さんを、ユーモラスに「ふとんがすき」と表現。お父さんは、思わず苦笑いでしょう。
あついなつほんとにあせがびっしょりだ
前橋二之宮小3年 鳴海しゅう
【評】たきのようにあせをかいて、これが「あせびっしょり」ということなのだと、あらためて実感したのでしょう。
黄色かさあめといっしょにあそんでる
前橋荒子小4年 佐川まくる
【評】黄色いかさだから、1年生でしょう。まるで雨と友だちであるかのように遊んでいるという表現が、とてもいい。
えん筆をけずってすっきり夏の空
前橋大胡小4年 千葉 志織
【評】鉛筆をきれいにけずって筆箱に並べると、気持ちもすっきりしますね。日々の生活を、うまく俳句にしました。
自転車で見える景色が新しい
前橋山王小4年 静  涼音
【評】自転車で走りながら見る景色は、歩いて見るのとはだいぶちがいます。きっと、新しい発見もあることでしょう。
あかぎやまみどりのふくきてにっこりと
前橋月田小4年 すとうみゆ
【評】みずみずしい木々の若葉の緑におおわれて、赤城山もうれしそうです。緑の服を着ているという発想が楽しい。
スイカ切りあまいのどれか見きわめる
高崎堤ケ岡小4年 小林 望愛
【評】切り分けたスイカのどれが甘いか、よく見て選ぶのです。ユーモラスな感じもしますが、当人にしたら真剣です。
とうこうはんあっついなかをあるくんだ
前橋荒子小1年 きたづめももか
おじいちゃんのつくったきゅうりなつのあじ
前橋山王小1年 うちださき
おにいちゃんはなまるいっぱいすごいなあ
前橋下川淵小1年 いのきらら
たなばたににっちょくやったうれしいな
前橋永明小2年 とみざわここみ
ことりがねあさのあいさつしているよ
伊勢崎境采女小2年 かさはらゆうみ
おくじょうで見えたよ大きな赤ぎ山
前橋荒子小3年 すぐろあおい
みんなでね雨のがっしょうきいている
前橋大胡小3年 長井すみれ
新しいかさをずっと見て歩く
前橋山王小3年 あおやぎさや
雨あがり今日はプールに入れそう
前橋山王小3年 内田かえで子
なつまつりたいこの音がひびく道
前橋桃木小3年 高橋 賢介
見あげるとひまわりたかくせをのばす
高崎金古南小3年 和田 椎奈
あじさいの花びら数えあまやどり
高崎倉賀野小3年 金嶋あかり
かたつむり運動会はやらないよ
高崎南小3年 清水 琢磨
夏の海朝が一番光るとき
東吾妻坂上小3年 なるせルナ
今日の朝きりがもくもくあばれんぼ
前橋荒子小4年 すがゆのん
体育館しないの音がなりひびく
前橋大胡小4年 池つゆうか
あつい中いっしょにあるくよともだちと
前橋大胡小4年 松井ななみ
夏の夜おばあちゃんちでラムネのむ
前橋大胡東小4年 中島桜太朗
夏のよるねぞうがわるい三兄弟
前橋桂萱小4年 羽生  遥
夏やさい畑にいっぱいならんでる
前橋粕川小4年 坂本 実優
いわし雲今夜のごはんなんだろな
前橋山王小4年 諸岡 美羽
夏休みみんななかよくまちあわせ
前橋城東小4年 内藤 凜恩
夏の川入道雲がうつってる
前橋月田小4年 金沢 玲花
くものいろつゆがつづくよくろいくも
前橋二之宮小4年 石川 あみ
教室が一番ニコニコできる場所
伊勢崎赤堀東小4年 今泉 ゆら