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ジュニア俳壇

選者・鈴木伸一
2016年12月8日付 上毛新聞掲載 
うんどうかいけやきのそばでみずをのむ
前橋大胡小1年 中じましまな
【評】がっこうのまもりがみみたいな大ケヤキ。そのそばで水をのむと、ケヤキのパワーでげんきがよみがえるのです。
とんぼはねかえりみちをおしえてくれるよ
前橋桂萱小1年 はとりまお
【評】まおさんとトンボは、心がつうじあっているんですね。すてきなかえりみちだなあ、とうらやましくなりました。
ままあのねたしざんけっこうおぼえたよ
前橋山王小1年 まえざわこうき
【評】「いっぱい」でなく、「けっこう」というのがいいですね。じまんするきもちに、ユーモアがくわわりますから。
コスモスが夕日の前でゆれている
伊勢崎三郷小2年 大場 南子
【評】大きな夕日を後ろにして、コスモスが風にゆれています。絵のようにうつくしい、秋の夕ぐれのじょうけいです。
読み聞かせ妹見たらねていたよ
前橋山王小3年 青柳 紗耶
【評】妹さんは読み聞かせにあきたというより、気持ちがよくて、しぜんとねてしまったのでしょう。かわいいですね。
からっ風大きいボールがゆれている
前橋山王小3年 井野 晴太
【評】これは実際のボールであると同時に、たとえば夕日をこう表現したと読むこともできます。おもしろいですね。
ストーブのまき作りがね始まった
前橋荒子小4年 小林 美羽
【評】美羽さんの家には、まきストーブがあるのでしょうか。家族でまきを用意しながら、近づく冬を感じ取ります。
さざんかがひょっこり顔出す冬の道
前橋大胡小4年 千葉 志織
【評】花の少ない冬の時期に咲くサザンカ。道を歩いているときにぐうぜん見つけ、思わず心がはずんだのでしょう。
雨がふりサルビアの花光ってる
伊勢崎赤堀東小4年 えんどう和奏
【評】雨上がりの情景でしょう。日がさしてきて、雨のしずくをふくんだサルビアの赤が、一段と美しく光っています。
木にのこるかれはをこがらしおとしてる
前橋大胡小1年 うちだたかのり
どんぐりといっしょにあそんだにちようび
前橋大胡小1年 しらきはなの
どんぐりがおちてるそばにボールがある
前橋桂萱小1年 さかいりにいな
かえりみちむらさきコースでおちばふる
前橋山王小1年 いし田りさ
かえりみちおちばをひろってぴっかぴか
前橋山王小1年 ぬまじりみき
こうていのコスモスゆれるうんどうかい
高崎東小1年 小林 大智
パラパラポゆきがまいおりてきてくれた
前橋大利根小2年 さかい原りお
ねこのかげきくのうしろにかくれてる
伊勢崎赤堀東小2年 いまいめい
いもうとはさつまいもたべわらってる
伊勢崎あずま小2年 野口ゆうな
手のひらにつめたいゆきがとんで来た
富岡西小2年 木口りいな
帰り道白い息をふくらませる
前橋桂萱小3年 しのはらゆか
帰り道落ち葉がうずをつくったよ
前橋山王小3年 金子あまね
公園でボールがころがりからっ風
前橋山王小3年 松本 紗佳
みかんをねねこがころがしあそんでる
前橋桃木小3年 中村 維吹
冬のにわしもやけできてもあそぶ時間
高崎堤ケ岡小3年 竹内 ゆう
あきあかね青空遠くすみわたり
前橋滝窪小金丸分校4年 松井 優太
自転車で走るぼく追ういちょうの葉
高崎馬庭小4年 五十里詩音
木の実ごま心もまわるくるくると
藤岡美土里小4年 清水 勇雅
秋の道ゆたかな風につつまれる
東吾妻原町小4年 下前 智慈(さとし)