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ジュニア俳壇

選者・鈴木伸一
2017年4月6日付 上毛新聞掲載 
きこえたよ山があくびをする音が
前橋永明小1年 あらいまお
【評】ねむっていた山が、春になって目をさましました。山ではいろんな音がしますが、それをあくびと言ったのかな。
はるのあそびいろいろあそぼうなにしよう
前橋元総社南小1年 ふじ本たくみ
【評】春になると、いろんなそとあそびができますね。きょうは何をしようかとかんがえると、うきうきしてきます。
いもうとはまいにちうたをうたってる
高崎佐野小1年 なんば空のすけ
【評】いもうとさんは、うたが大すき。それをうるさがらずにきいている空のすけくんは、やさしいおにいさんです。
はるやすみむしとひろばでまちあわせ
伊勢崎北二小1年 中村ゆうのすけ
【評】あたたかい日のさすひろばに行けば、いろんな虫と出合えます。「まちあわせ」というひょうげんがたのしい。
とうこうはんおねえちゃんがはんちょうさん
前橋荒子小2年 森田 かほ
【評】お姉さんは、登校はんのたよりになるはん長さんです。妹としてはうれしいし、ちょっとじまんしたくなります。
うまれたてのおたまじゃくしをすくう春
前橋山王小2年 くどうそうへい
【評】オタマジャクシを見ると、春が来たなあ、と思います。見るだけでなく、実際にさわるという体験が大事ですね。
とうこうはんあかぎ山みるとまっしろだ
前橋月田小2年 たかはしあんな
【評】春になっても、雪のふるときがあります。白くなった赤城山のことをみんなで話しながら、学校へ向かう朝です。
春の朝まぶしい光ながれゆく
伊勢崎赤堀東小2年 橋本 七奏
【評】ただ光がまぶしいというだけでなく、風とともに、その光が流れていくと感じたのがいい。いかにも春の朝です。
風光る背をピンとして茶せん持つ
前橋天川小3年 押本 尚大(たかひろ)
【評】「風光る」という季語から、野外で茶をたてる野だての情景を想像しました。とても貴重な経験ができましたね。
そうじ中うめの花がきれいだね
前橋荒子小3年 久保原あい花
【評】学校か家かは分かりませんが、ふと見た梅の花が、とてもきれいでした。そうじの手を休め、しばしながめます。
おひなさま考え事をしてるかな
前橋大胡小3年 酒井 美羽
【評】おひなさまの顔をじっとながめると、たしかに何か考えているような感じがします。美羽さんのすてきな発見です。
大けやき両手ひろげてあいさつを
前橋大胡小3年 すぎ山ゆい
【評】横に大きく枝を張ったケヤキが、両手を広げてあいさつをしているように見えるという、とても楽しい俳句です。
おひなさまはやくみせたいみんなにね
伊勢崎三郷小3年 下山 夏き
【評】きれいにかざったおひなさまを、早くみんなに見てほしいのです。その気持ちがすなおに出ていて、ほほえましい。
虫がおきると子どもたちがうれしいな
前橋永明小1年 むらまつかずや
たんぽぽのわたげとばしておにごっこ
前橋山王小1年 うちださき
ねこたちはこたつにいるけどぼくはそと
前橋月田小1年 かまづかそら
うめがさくはるいちばんのはなだから
前橋元総社南小1年 すずきあゆむ
ランドセルがねあるくたびにうたってる
高崎佐野小1年 ぜんにょじりお
はるの日はさくらの木のね下に立つ
伊勢崎北二小1年 本まみゆう
はる休みどきどきするよ二年生
伊勢崎三郷小1年 しばさきつむぎ
うぐいすがばあちゃんちにきてました
前橋荒子小2年 まついえいだい
耳すましきこえてくるよさくらの歌
前橋大利根小2年 すが原心か
こうえんでつくしを見つけパパわらう
前橋山王小2年 田村菜々子
ランドセル教科書と夢つめこんで
高崎中川小2年 八木みのり
公園で花のにおいがしてきたよ
伊勢崎赤堀東小2年 おぎ原しゅん
かぜのないあさのうめにねみとれたよ
伊勢崎赤堀東小2年 たかやなぎえいと
春の日にしばふであそぶ小犬たち
伊勢崎三郷小2年 かん戸里な
春の朝ごはんを三ばいたべました
伊勢崎宮郷二小2年 金子 れん
つくし持ち春のぼうけん始まった
前橋天川小3年 萩沢 哩子
四年生ランドセルが重くなる
前橋荒子小3年 か野えれん
さくらの木ぐんぐんのびる一年生
前橋永明小3年 たるいここみ
はるがきて1年がくるいもうとも
前橋大胡小3年 すわみずき
葉をのばし春を探すよチューリップ
前橋大胡小3年 布下 蒼梓
なわとびをしながら感じる春一番
高崎城山小4年 清水  葉
ひなまつり空では雲が笑ってる
高崎堤ケ岡小4年 坂本  渉
春一番ボタンの穴へ入る風
伊勢崎あずま小4年 野口 遥菜
(学校・学年は投稿時のものです)