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ジュニア俳壇

選者・鈴木伸一
2017年4月20日付 上毛新聞掲載 
パンジーさんそとでともだちとあそんでる
前橋荒子小1年 とみいりか
【評】友だちとあそんでいるのはパンジーでもあるし、りかさんでもあるでしょう。たのしさが、すなおに出ています。
らんどせるせなかににあうがっこうへ
伊勢崎三郷小1年 川崎 怜奈
【評】「にあう」というひょうげんがいいですね。がっこうがたのしいというきもちが、しぜんとつたわってきます。
はるの中クレヨンのいろ見つけてく
前橋大胡小2年 うちだたかのり
【評】クレヨンにいろんな色があるように、身のまわりにもいろんな色があふれています。春らしい楽しいはいくです。
はるのかぜかぜがきたらあったかい
前橋大胡小2年 ちばそうすけ
【評】風がふいてきて、つめたかったら冬。あたたかかったら春になったしょうこです。たしかに春になりましたね。
まっしろなうわぐつはいて二年生
前橋山王小2年 いわぬまあゆみ
【評】まっ白な上ぐつから、2年生になったよろこびときぼうがつたわってくるようです。すがすがしい表現がいい。
二かいからさくらがまんかいきれいだな
前橋山王小2年 ひ口うたの
【評】下から見上げるのではなく、上からながめるサクラは、いつもとはちょっとちがった感じがしたことでしょう。
じいちゃんちとんで行きたい春休み
前橋天川小3年 村上耕太郎
【評】早くおじいちゃんの家に行きたくて、心は空を飛ぶかのようです。おじいちゃんも、楽しみに待っていますよ。
こぶしの花手のひらのように春つつむ
前橋大胡小3年 布下 蒼梓
【評】つぼめた手のような形の、コブシの花。春という季節をそっと包んでいると言われると、たしかにそう感じます。
さくらさきゆたかな風もふいてくる
渋川中郷小4年 小渕 祐輝
【評】村上鬼城の「ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな」という句を思いました。心が満たされるような、ゆったりとした風。
たいいくのとき青空たくさんひろがるよ
前橋荒子小1年 こうさかゆうと
ものほしで上ぐつ三足せいくらべ
前橋大胡小1年 中村 かほ
はるのかぜはなのにおいもついてくる
前橋下川淵小1年 ほそのゆな
とりのこえしずかにひびく森の中
高崎東小1年 つかごしいく子
大けやきおきがえしたよはるがくる
前橋大胡小2年 はとりかいと
はるやすみいっぱいねたら二年生
前橋大胡小2年 みうらなおと
じてん車でかぜきるわたしは二年生
前橋山王小2年 きくち百花
きょうだいといっしょにあそぶはるのにわ
前橋山王小2年 なぐもみか
二年生二かいになったらいいながめ
前橋山王小2年 はとりみゆう
黄色はね春の色にはちょうどいい
高崎国府小2年 まつ田あむ
春の朝さくらを見るよとうちゃんと
伊勢崎宮郷二小2年 あさ見優太
ぼくと馬心をつなぐ春の風
前橋天川小3年 押本 尚大(たかひろ)
春の朝青空見上げて雲三つ
前橋天川小3年 村上さやか
ひこうきが夕焼け雲をけずったよ
前橋大利根小3年 一山 ゆい
日を浴びて大きくねむるたんぽぽよ
前橋大胡小4年 千葉 志織
卒業生うしろすがたは中学生
高崎堤ケ岡小4年 伊藤 雄大
見上げると鳥も一緒にお花見だ
高崎南小4年 石坂 愛夏
つうがくろ春告げ鳥がやって来た
伊勢崎境東小4年 荒木渚月碧(なつみ)
(学校・学年は投稿時のものです)