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ジュニア俳壇

選者・鈴木伸一
2017年6月15日付 上毛新聞掲載 
かたつむりのっそのっそのっそのっそはしってる
前橋荒子小2年 いのうえゆうた
【評】ゆっくり動いていると見えても、カタツムリはカタツムリなりに、がんばって走っているのです。なるほどねえ。
休みじかんジャングルジムで風ひかる
共愛学園小2年 さとうひろき
【評】ジャングルジムの上までのぼったら、風がとても気持ちよかったのでしょう。春らしい明るさがあふれています。
なつになるメガネもいっしょにころもがえ
前橋山王小2年 はし本あゆか
【評】新しいメガネにかえて、気持ちよく夏をむかえることができますね。生活の中に、うまく季節感をとらえました。
あつい日はしょくぶつたちはのどかわく
伊勢崎宮郷小2年 いよぎりずむ
【評】植物たちを思いやるやさしさがいいですね。「のどかわく」というふうに、人間みたいに表現したのもよかった。
なつがきてまっかなトマトひかってる
高崎馬庭小3年 松本結衣子
【評】つやつやとした真っ赤なトマトは、見るからに夏らしい感じ。お店のものではなく、畑に実ったものでしょうね。
まつの上オレンジクレヨン立っている
前橋荒子小4年 たか岸真ひろ
【評】マツの新芽が伸びて花をつけ、やがてオレンジ色の花粉でおおわれます。それをクレヨンにたとえたのがうまい。
つゆになり雨さんニコニコふってくる
前橋荒子小4年 富井 陽香
【評】梅雨どきは外で遊べずつまらないなんて思わず、この俳句のように、雨を楽しむ気持ちになれたらいいですね。
校庭でかげぼうしを見つめてしんとする
前橋大胡小4年 斉田 侑夏
【評】校庭に立って、自分の影法師を見つめます。何だか、もう一人の自分と話しているようで、心がしんとします。
チューリップ花がだんだんぬけていく
前橋桂萱小4年 篠原 優花
【評】チューリップの大きな花弁は、「散る」ではなく、「ぬける」とか「落ちる」とかいう感じが、たしかにします。
たけのこがまけずにせのびいちにっさん
高崎新高尾小1年 こじまその
おかあさんべんきょうがんばる春のくれ
共愛学園小2年 たかやなぎにこ
くさむしりママといっしょにいいてんき
伊勢崎赤堀東小2年 かわべなお
風と雨かさの間をすりぬける
前橋岩神小3年 赤木 奏太
大きくなってサイズを直すしょかのころ
前橋山王小3年 おか田り央
みんなとねいっしょにあそぶ五月だよ
前橋原小3年 おのざわたいが
サイクリングパパと一しょにかぜをきる
前橋元総社南小3年 さいとう大すけ
せみの声きこえたとたんなつがきた
高崎金古小3年 田中ひより
戸神山天ねんのまゆ見つけたよ
沼田東小3年 若井 里亜
ままとぱぱむぎわらぼうしありがとう
フェリーチェ玉村国際小3年しのはらまりか
じゅ業中雨の音でいっぱいだ
前橋荒子小4年 さいとうあこ
空の上モクモク広がる雲祭り
前橋荒子小4年 高橋 悠人
勉強をするとえんぴつしゃべり出す
前橋桂萱小4年 高山 美咲
初夏の風はなれた祖母を思い出す
前橋駒形小4年 高橋  蒼(あおい)
春の風いっしょにやろうよおにごっこ
前橋山王小4年 小林ちひろ
よく見たら細い黒線ありの列
前橋城南小4年 小林  航
夏の風まどをあけたら入ってくる
高崎城山小4年 しみずなの
さくらちる友達とやるシーソーだ
伊勢崎境小4年 諏訪間丹南(にな)
春の空見上げる雲のやわらかさ
伊勢崎坂東小4年 吉田 結南
山笑うぼくもなんだか笑いたい
伊勢崎宮郷小4年 こ島たくと
ともだちとさくらのなかであそんだよ
伊勢崎宮郷二小4年 わたなべしゅうや
(学校・学年は投稿時のものです)