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ジュニア俳壇

選者・鈴木伸一
2017年5月18日付 上毛新聞掲載 
大けやき校歌を聞いて楽しそう
前橋大胡小5年 金子 祐太
【評】元気よく校歌を歌う子どもたちの声が、校庭の大ケヤキの所まで届きます。学校生活を、うまく俳句にしました。
夢見草入学式を見ているよ
前橋大胡小5年 松井ななみ
【評】「夢見草」とは、桜のこと。小学校への夢をいっぱい持った新入生たちへの、とてもすてきな言葉の贈り物です。
登下校一年生の冒険だ
前橋荒子小6年 大沢 優斗
【評】1年生にとっては、登下校も、冒険みたいにどきどきするのです。上級生として、しっかり支えてあげましょう。
うれしさとさみしさ連れて桜さく
前橋岩神小6年 鈴木瑛梨佳
【評】桜が咲くとうれしい半面、やがて散ることを思うと、どこかさびしくもある。そんな複雑な気持ちが伝わります。
そでゆらす緑の風の散歩道
前橋城南小6年 今泉 瑠翔
【評】初夏の季節感にあふれた、たいへんすがすがしい俳句。木々の緑を吹き抜けて来る風が、読者にも感じられます。
桜舞うきれいな自転車並ぶ朝
伊勢崎四ツ葉中等1年 小柳 媛渚
【評】新学年が始まり、たくさんの真新しい自転車が駐輪場に並んでいるのです。そこに桜が散りかかる、美しい光景。
さくら咲く新たな私を待つように
甘楽中1年 下山千香子
【評】中学生としての一歩を踏み出した作者は、まさに「新たな私」です。桜も、それを祝福するかのように見えます。
朝起きてまだある宿題思いだす
甘楽中2年 森平 葵羽(あおば)
【評】朝起きて、済ませた宿題の他に、別の宿題があったことを思い出したのです。これは焦ります。どうしましたか?
弟が春の公園くつなくす
前橋天川小5年 北野  快
あざやかに菜の花ゆれる帰り道
前橋大胡小5年 蟻川 宙生
しば桜パズルのようにはまってく
前橋大胡小5年 千葉 志織
曇り空雨ふる雨ふる鳥の声
前橋城南小5年 砥上 結吏
春風がわたしの前を通ってく
前橋元総社南小5年 吉村 るい
春の日は友だちたくさんできるかな
前橋桃瀬小5年 矢嶋  楓
しゃぼん玉おにごっこみたいにまわってる
藤岡美土里小5年 大林 佳奈
春の空春風ふけばより青く
前橋荒子小6年 萩原 瑠奈
学校に着けば桜がお出むかえ
前橋岩神小6年 横山 智樹
春なのに気分は夏の散歩道
前橋山王小6年 塚田 凌麻
春の日やうかぶ雲にも笑いかけ
前橋城南小6年 山口 栞璃
春風が通るとみんな笑ってる
榛東南小6年 萩原 美月
新しい仲間と共に見る桜
伊勢崎四ツ葉中等1年 勝見 桃子
春風の長い通学自転車で
伊勢崎四ツ葉中等1年 斉藤 陽香
さんぽ道父と菜の花わらってる
渋川赤城北中1年 狩野 彩光
校舎から声が聞こえる春の朝
甘楽中1年 石井万柚子
自転車に花びらかかる通学路
甘楽中1年 掛川 涼羽
(学校・学年は投稿時のものです)