文字サイズを変更する
小
中
大
 

ジュニア俳壇

選者・鈴木伸一
2017年9月7日付 上毛新聞掲載 
風追って私の心も走ってく
前橋桂萱東小5年 市根井菜々子
【評】吹き過ぎて行く風を追って、自分の心も走るという表現に詩情があります。季節は、やはり秋が合っていますね。
いわしぐもゆらりゆらりと風にのる
前橋大胡小6年 斉田 大軌
【評】いわし雲は秋の代表的な雲ですが、おだやかな風に吹かれながら見上げていると、嫌なことも忘れてしまいます。
白球を追いかけ空に入道雲
前橋山王小6年 粕川陽夏琉
【評】野球をしている途中で見上げた空に、大きな入道雲がわいています。俳句は、いつどこでも浮かんできますね。
あじさいが長谷寺に雨をよんでいる
伊勢崎赤堀南小6年 荻野 聡実
【評】修学旅行で訪れた、鎌倉の長谷寺の情景。アジサイの季節のしっとりとした雰囲気が、うまく表現されています。
夏祭り宿題忘れて楽しんだ
伊勢崎境東小6年 栗原 卓利
【評】祭りというのは本来、すべてを忘れて没頭するものなんですね。宿題は、祭りが終わってからやるとしましょう。
夏の日の海は広くて楽しくて
伊勢崎宮郷二小6年 泉  空遥
【評】海のない群馬から海へ行くと、本当にうれしくなりますね。「広くて楽しくて」に、その思いがよく出ています。
咲きだすよみんなで植えたゆりの花
伊勢崎殖蓮中3年 渋谷  菖
【評】学校のみんなで、ユリを植栽したようです。それがようやく咲きだす時季を迎えた喜びが、よく伝わってきます。
夜の海昼とはちがう波の音
伊勢崎豊受小5年 松本 遥愛(はるな)
コルネット音色がひびくあせにじむ
前橋永明小6年 小沢 沙弥
入道雲夕日にてらされ主役だな
前橋大胡小6年 上原 梨乃
もちもちと白玉みたいお月様
前橋大胡小6年 片柳 友那
海の音やさしい風がふいてくる
伊勢崎赤堀南小6年 伏島 萌恵
夏の空とんびなんわも空を舞う
伊勢崎境東小6年 松原 彩香(さやか)
暑くてもたくさん遊んで笑顔だよ
伊勢崎宮郷二小6年 木村 妃那
カブトムシ青空の下捕まえた
伊勢崎宮郷二小6年 野呂 明慈
日曜日残暑に負けず部活動
みなかみ水上中1年 田村 夢翔
汗だらけ部活最後のしめくくり
伊勢崎あずま中3年 小根沢泰平
雨上り空の下にはゆりの花
伊勢崎殖蓮中3年 沢口 由衣
風鈴の音を感じて昼寝時
伊勢崎殖蓮中3年 高橋 未優